
「そろそろマイホームが欲しいけれど、今の年収でいくらまで借りられるの?」
「貯金があまりないけれど、頭金なしでも家を購入できる?」
初めて住宅購入を考える方にとって、住宅ローンは気になることが多いものです。
今回は、住宅ローンの借入額の目安、返済比率、頭金と手付金の違いについて、わかりやすく解説します。
① 住宅ローンはいくらまで借りられる?
住宅ローンの借入額を考える際、ひとつの参考になるのが「年収倍率」です。
これは、住宅ローンの借入額が年収の何倍になるかを表したものです。
えがおエステートでは、物件探しの初期段階における参考目安として、年収の7倍程度をひとつの基準に考えています。
年収と住宅購入価格の目安
| 住宅の購入価格 | 年収の目安 |
|---|---|
| 3,000万円の新築建売住宅 | 約430万円 |
| 3,500万円の新築建売住宅 | 約500万円 |
| 4,000万円の注文住宅 | 約570万円 |
※購入価格の全額を住宅ローンで借りる場合の単純計算です。諸費用は含みません。注文住宅は土地代を含む総額を想定しています。年収の目安は審査承認や返済の安全性を保証するものではありません。
借入可能額よりも、無理のない返済計画を大切に
金融機関や審査条件によっては、年収の8倍程度の住宅ローンを借りられる場合もあります。
しかし、近年は住宅ローン金利の上昇が意識される状況にあり、特に変動金利を選ぶ場合には、将来的に毎月の返済額が増える可能性も考えておく必要があります。
そのため、えがおエステートでは、年収の7倍程度を物件探しのひとつの目安とし、返済比率20〜25%程度に収まる資金計画をおすすめしています。
もちろん、年収の7倍以内であれば必ず安心というわけではありません。家族構成や生活費、他の借入れなども考慮する必要があります。
「銀行がいくら貸してくれるか」ではなく、「将来にわたって無理なく返済できるか」を大切にしましょう。
② 住宅ローンの「返済比率」とは?
返済比率とは、年収に対して年間のローン返済額が占める割合のことです。
例えば、年収500万円の方が住宅ローンを毎月10万円返済する場合、年間返済額は120万円です。
120万円 ÷ 500万円 × 100 = 返済比率24%となります。
理想の返済比率は20〜25%程度
えがおエステートでは、無理のない資金計画を考える際、返済比率20〜25%程度をひとつの目標としてご案内しています。
| 返済比率 | 考え方 |
|---|---|
| 20%以下 | 比較的ゆとりを持ちやすい水準 |
| 20〜25% | 無理のない返済計画を考える際の目安 |
| 25〜30% | 家計の支出や将来の負担を慎重に確認 |
| 30%超 | 返済負担が大きくならないか十分な検討が必要 |
※上記は一般的な目安としての考え方であり、金融機関の審査基準ではありません。家計の余裕は手取り収入や生活費によって異なります。
銀行の審査基準と、無理なく返せる金額は違います
金融機関では、返済比率30〜35%程度が審査上の基準となる場合があります。
例えば、住宅金融支援機構の「フラット35」では、住宅ローン以外の借入れも含めた総返済負担率について、次の基準が設けられています。
- 年収400万円未満:30%以下
- 年収400万円以上:35%以下
ただし、これはあくまでも融資審査における基準です。
また、自動車ローン、教育ローン、カードローンなど、他の借入れも審査に影響します。金融機関によっては実際の適用金利とは異なる審査用の金利を用いる場合もあります。
③ 実際の毎月返済額はどのくらい?
次の条件で住宅ローンの返済額を試算してみましょう。
- 返済期間:35年間
- 金利:年1.0%(全期間変わらないと仮定)
- 元利均等返済
- ボーナス返済なし
- 他の借入れなし
| 借入額 | 毎月返済額 | 想定年収 | 返済比率 |
|---|---|---|---|
| 3,000万円 | 約8.5万円 | 430万円 | 約23.6% |
| 3,500万円 | 約9.9万円 | 500万円 | 約23.7% |
| 4,000万円 | 約11.3万円 | 570万円 | 約23.8% |
※金利1.0%は試算用の仮定であり、現在の適用金利を示すものではありません。返済額・返済比率は概算です。保証料・融資手数料などは含みません。
この条件であれば、年収の約7倍の借入れでも、返済比率は25%以内に収まります。
しかし、金利が高くなったり、返済期間が短くなったりすれば、毎月の返済額は増えます。
また、住宅購入後には固定資産税や火災保険料、将来の修繕費なども必要になります。
住宅ローンの返済額だけで判断せず、購入後の生活全体を考えた資金計画が大切です。
④ 住宅購入に頭金は必要?
住宅ローンには、物件価格の全額を借り入れる、いわゆる「フルローン」という方法があります。
例えば、3,000万円の新築建売住宅を購入する際、3,000万円を住宅ローンで借りることができれば、購入価格に対する頭金は0円です。
ただし、金融機関の審査や商品条件によっては、頭金が必要になる場合もあります。
また、頭金が不要だからといって、現金の準備が一切不要というわけではありません。
⑤ 頭金と手付金は違います
初めて住宅を購入される方に、特に知っておいていただきたいのが「頭金」と「手付金」の違いです。
頭金とは?
住宅の購入価格のうち、住宅ローンを利用せず、ご自身の資金で支払う部分のことです。
手付金とは?
不動産の売買契約を締結する際に、買主様から売主様へ支払うお金です。一般的な売買契約では、最終的に購入代金の一部に充当されます。
例えば、3,000万円の住宅を購入する場合
売買契約時に手付金として50万円を支払うケースを考えてみましょう。
- 住宅購入価格:3,000万円
- 住宅ローン借入額:3,000万円
- 契約時の手付金:50万円
購入価格の全額を住宅ローンで借りる場合でも、契約時には手付金50万円をいったん現金で用意する必要があるケースがあります。
その後、融資実行時に精算される場合もありますが、具体的な取り扱いは金融機関や売買契約の条件によって異なります。
また、住宅購入時には登記費用、住宅ローン関連費用、火災保険料などの諸費用も発生します。
これらを住宅ローンに含められるかどうかについても、事前に確認しておきましょう。
⑥ 返済比率が高くなる場合は、頭金も検討しましょう
希望する住宅の価格が予算を超えてしまう場合、頭金を入れることで借入額を減らし、毎月の返済負担を軽くできる可能性があります。
例えば、3,500万円の住宅を購入する場合、
- 頭金なし:住宅ローン3,500万円
- 頭金300万円:住宅ローン3,200万円
となり、頭金を入れた分だけ借入額を減らせます。
ただし、貯金をすべて頭金に使うことはおすすめしません。
住宅購入後には、引っ越し費用や家具・家電の購入費用、急な出費なども考えられます。
返済比率が高い場合には、頭金を増やすだけでなく、物件価格や返済期間を見直すことも大切です。
手元に必要な生活資金を残しながら、無理のない返済計画を立てましょう。
⑦ 住宅ローンのご相談は、えがおエステートへ
住宅ローンは、年収だけで借入可能額が決まるものではありません。
同じ年収でも、年齢や勤務状況、他の借入れ、金融機関の審査基準によって結果は異なります。
また、住宅ローンの審査に通ったとしても、毎月の返済が家計の大きな負担になってしまっては、せっかくのマイホームを安心して楽しめません。
住宅ローンは金利だけでなく、団体信用生命保険(団信)も大切です
住宅ローンを選ぶ際、どうしても金利の低さに目が向きがちですが、団体信用生命保険(団信)の保障内容も重要なポイントです。
団信は、住宅ローンの返済中に契約者が死亡した場合や、所定の高度障害状態になった場合などに、保険金によって住宅ローンの残高が返済される仕組みです。
金融機関や商品によっては、がんや三大疾病などに備える保障が用意されている場合もあります。
ただし、保障の範囲や適用条件、金利の上乗せの有無などは商品によって異なります。
えがおエステートでは、住宅ローンの金利や団信についても、わかりやすくご説明いたします。
住宅ローンの事前審査、何から始めればいいかわからない方もご安心ください
「住宅ローンの事前審査は、どこに申し込めばいいの?」
「どんな書類を準備すればいい?」
「まだ購入する物件が決まっていないけれど、相談しても大丈夫?」
初めての住宅購入では、わからないことがあって当然です。
住宅ローンの事前審査は、購入予算を考えるうえでも大切なステップです。
えがおエステートでは、事前審査の進め方や必要書類のご案内、金融機関選びなど、住宅購入の準備段階からサポートいたします。
住宅ローン・住まい探しのご相談は、えがおエステートへ
滋賀県長浜市・米原市・彦根市を中心に、新築建売住宅・注文住宅・中古住宅・土地の購入をご検討されている方は、どうぞお気軽にご相談ください。
「いくら借りられるのか」
「頭金は必要なのか」
「どの住宅ローンを選べばいいのか」
そんな疑問をひとつずつ解消しながら、無理のない資金計画で、安心できるマイホーム購入をお手伝いいたします。
住宅ローンのことも、住まい探しのことも、まずはえがおエステートへお気軽にご相談ください。
※本記事は住宅ローンの一般的な仕組みと資金計画の考え方を解説したものです。金融機関の融資条件・金利・団信の保障内容などは変更される場合があります。実際のお申し込みに際しては、各金融機関の最新条件をご確認ください。


